7月5日(日)、道北アークス大雪アリーナにて第60回青少年剣道旭川大会が開催されました。
 今年も道内各地から選手が参集し、小学生低学年の部が63チーム、小学生高学年の部が88チーム、中学生男子の部が84チーム、中学生女子の部が37チーム、合計で272チーム、約1,330名が参加しました。
 開会にあたり、旭川剣道連盟 原田素行会長より、
「選手の皆さん、会場にいらっしゃる皆さん、おはようございます。
 本日ここに第60回旭川青少年剣道大会を開催出来ますことを主催剣道連盟として大変嬉しく思っております。60回という永く続いた大会が開催出来ることに本当に嬉しく思っております。ありがとうございます。また例年通り、全道各地からたくさんの選手の皆さんに参加していただき嬉しく思います。
 剣道は皆さんご承知の通り、単なるスポーツではなく日本古来の「武道」であり、「剣の理法の修練による人間形成の道である。」とされています。少し難しい言葉ですね。特に人間性、礼儀を大切にする武道です。だから剣道では礼に始まり礼に終わります。
 今日は今まで頑張ってきた練習の成果を十分出し切って頑張ってください。またこの後、公開演技の「日本剣道形」があります。迫力のある気合い、正しい打ち込み、応じ技をしっかり見て試合の参考にしてもらいたいと思います。
 最後になりましたが、この大会が多くの人々の協力によって開催できていることを、今一度皆さんと一緒に感謝したいと思っております。剣道の先生、保護者の皆さん、審判員を始めとする会場の役員などの多くの人々の働きですね。選手の皆様の「気合いの入った元気な試合」を期待します。頑張ってください。」
との挨拶がありました。
 続いて教士七段 勝又秀樹先生から審判長注意があり、その後、旭川春光道場の石川煌朔選手が選手宣誓を行いました。
 開会式終了後、公開演技の日本剣道形を、打太刀 教士七段 山﨑悟史先生、仕太刀 教士七段 渡邉千晃先生によって演武されました。
 試合は12会場で行われ、各会場で選手による気迫のこもった熱戦が繰り広げられました。
 小学生低学年の部の決勝戦では、準決勝で北星・高台に3対1で勝利した東光道場Aと、準決勝で太平南剣友会に2対2の末に代表決定戦で勝利した平岡清田合同が対戦し、先鋒戦では東光道場Aの山田選手がメンを2本決めて勝ち、勢いに乗るかと思われましたが、続く次鋒戦ではお互いに有効打突がなく引き分けとなり、平岡清田合同の中堅・髙橋選手がメンを2本決めて勝ち、副将・櫛引選手が先にメンを1本取られたものの、コテとメンを決めて2本取り返して勝ち、大将・庄子選手がメンの1本勝ちして、3勝1敗1分けで平岡清田合同が優勝しました。
 小学生高学年の部の決勝戦では、準決勝で大町・高台に2対0で勝利した恵庭剣道連盟Aと、準決勝で三石翔武舘に1対1の末に代表決定戦で勝利した比布町剣道スポーツ少年団Aが対戦し、先鋒戦はお互いに有効打突がなく引き分け、次鋒戦は恵庭の瓦選手がメンを決めて1本勝ち、中堅戦では比布の上田選手がメンを2本決めて2本勝ちして、副将戦、大将戦ともに激しく打ち合うものの、お互いに1本も決められずに引き分けて、1対1に終わり、比布が本数差で上回って優勝しました。
 中学生男子の部の決勝戦では、準決勝で室蘭尚志道場に3対2で勝利した函館柳雪館大野道場と、準決勝で恵明中学校Aに2対2の末に代表決定戦で勝利した新川少年剣道クラブが対戦し、先鋒戦では柳雪館の熊谷選手がメンを先取したものの、新川の佐藤選手がメンを2本取り返して勝利し、次鋒戦では新川の六田選手がメンを先取した後、柳雪館の山村選手にメンを取り返されて勝負となり、六田選手がコテを決めて勝利しました。後がなくなった柳雪館の中堅・武田選手はメンとコテを2本決めて勝利し、続く副将・福崎選手もメンを決めて1本勝ちして、2対2で大将戦にもつれ込みました。大将戦では、本数差で上回る柳雪館の佐藤選手が粘って、引き分けで優勝が決まりそうになったものの、審判員の合議で反則を取られた後、新川の石澤選手が豪快にメンを2本決めてひっくり返し、3対2で新川少年剣道クラブが優勝しました。
 中学生女子の部の決勝戦では、準決勝で恵明中学校に3対0で勝利した三石翔武舘と、比布・東川に2対1で勝利した札幌若草スポーツ少年剣道部が対戦し、先鋒戦ではお互いに有効打突がなく引き分け、次鋒戦では三石の藤田選手がメンを決めて1本勝ち、中堅戦ではお互いに有効打突がなく引き分け、副将戦では札幌若草の蘇武選手がメンを先取したものの、三石の深澤選手にメンを取り返されて勝負となり、蘇武選手が最後にメンを決めて勝利して、1対1の大将戦にもつれ込みました。三石の大将・池田選手、札幌若草の大将・植根選手、お互いに激しく攻め合うも有効打突がなく引き分けて、勝者数、本数ともに同数となって代表決定戦となり、三石の中堅・野口選手と、札幌若草の植根選手が代表選手となり、野口選手が見事メンを決めて勝利して三石翔武舘が優勝しました。
 閉会式では、原田素行会長より、
「選手の皆さんご苦労様でした。気合いの入った元気な試合がたくさんあり、大変嬉しく拝見させてもらいました。日頃の稽古をしっかり頑張っているなと感心しました。まだまだこれからも剣道の大会があると思います。今日の試合の良かった点、悪かった点をしっかり反省して更に頑張ってください。
 今日の大会運営にご協力いただいた審判員、運営役員、会場係の皆さんご苦労様でした。皆さんのお陰で無事大会を終了することができました。また選手を引率された先生、保護者の皆様ありがとうございました。お疲れの事と思いますので、帰りの運転には充分気をつけてお帰りください。」
と挨拶があり閉会となりました。 
 大会結果は下記の通りです。

【小学生低学年の部】
 優 勝 平岡清田合同
 準優勝 東光道場A
 第3位 北星・高台
 第3位 太平南剣友会

【小学生高学年の部】
 優 勝 比布町剣道スポーツ少年団A
 準優勝 恵庭剣道連盟A
 第3位 大町・高台
 第3位 三石翔武館

【中学生男子の部】
 優 勝 新川少年剣道クラブ
 準優勝 函館柳雪館大野道場
 第3位 室蘭尚志道場
 第3位 恵明中学校A

【中学生女子の部】
 優 勝 三石翔武館
 準優勝 札幌若草スポーツ少年剣道部
 第3位 花川中学校A
 第3位 比布・東川